保険料と配当金

生命保険の保険料は、過去の死亡者等の統計や保険会社側の収益見込み、推定支出といった予測をもとに算出されており、実際に必要となる金額とはズレが生じる場合があります。こうした場合、保険会社からの“配当金”という形で、実際に払った金額と実際の金額の差額が加入者に払い戻されます。

他の保険金等と一緒に受け取ったり、金額によっては配当金で保険金を支払ったりといった使い方も可能ですが、ここ最近で大きな金額が払い戻された、というケースはほとんど存在していません。

保険の免責

生命保険は保険の支払い義務の対象外となる“免責事由”を定めています。被保険者が自殺したり、いわゆる保険金殺人のようなケースに巻き込まれたり、犯罪の当事者として処罰されたり…といったケースがこれに該当し、悪質な保険金目当ての犯罪等から利用者を保護する目的があります。