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3つの年金

仕事の第一線から退いたあとの人々の生活を支える主な物は、毎月一人一人に支給される年金でしょう。年金には個人年金、企業年金、公的年金の3種類があります。このうち公的年金は国が運営するもので、加入者が働けなくなったり、亡くなったりした際にその本人や家族に支給される国の社会保障のメインとも言える制度です。対象者が自主的に加入する個人年金や、企業による福利厚生の一つである企業年金とは異なり、全ての国民の加入が義務付けられています。

お年寄りは社会全体で支える

公的年金は現在現役で働いている世代が、お年寄りの世代のために保険料を納めることで成立しています。また、加入者の職種によって国民年金や厚生年金などに分かれ、対応する制度もそれぞれによって異なる、という特徴も存在します。