2段階の支払い構造

1986年の制度の見直し後、年金は厚生年金または共済年金という職業別のものとは別に、国籍や職業に関係なく、加入者全員に対して「基礎年金」が支給されることになっています。つまり、基礎年金の上にサラリーマンの厚生年金や公務員の共済年金が上乗せされる形になるのです。ただし、第1号や第3号といった、厚生年金や共済組合に加入していない人々には基礎年金のみが支給されることになります。

年金手帳

年金への加入時に交付されるのが年金手帳です。年金の請求時に必要になる大切なもので、氏名と住所は常に正確なものを記述する必要があります。これに記載された番号は一人ひとりに割り当てられたもので、それを変更することはできません。